2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

<退屈>

・思い通りに人生が進んでいくだけだとしたら、 あなたはその退屈さから逃れたくなるに違いありません。 この世界が、 あなたを退屈させないだけの驚異に満ちていることに、感謝することでしょう。

<半球>

A:「この夏は2度目なんだ。」 B:「どういうこと?」 A:「2月までオーストラリアにいたから。」 B:「君は南半球と北半球を行き来してるんだ。」 A:「また年末には戻るから3度目の夏が来る。」 B:「冬のない暮らしって、どんな感じ?」 A:「…

<かどうか>

・奇蹟とは、そなたの全ての悲しみが喜びへと変わる瞬間であり、 そのようなことがあるかどうかなど、まったく問題ではなく、 そなたがそれを信じられるかどうかがすべてなのじゃ。

<順序>

A:「この国でおっかないものは、地震、雷、火事、原発。」 B:「君は順序を取り違えてるようだ。」 A:「火事よりも原発が先?」 B:「地震の前に原発だよ。」 A:「どうして?」 B:「地震に比べて原発の恐怖は何万年も続くからさ。」

<始まり>

A:「金がないと幸福になれないなんて、誰が君にいったんだ?」 B:「お金がないと幸福じゃないって、友人がいうんだ。」 A:「お金がないことと、不幸とはさほど関係ないよ。」 B:「そうかな。」 A:「お金がないのを不幸だと思うことが、不幸の始ま…

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・人生とは、あなたが苦労の末に掴みとったものを誰かに伝えることかも知れない。 ・誰かが貴方のことを知っていても、 貴方はその誰かに気づいてはいない。 ・あなたの○○○が誰かと繋がって1つの世界を形成している。 ・あなたが誰かということは、 わたし…

<フナムシ>

・岡の上にいる君らと少しくらい動きが似てるからって、 僕らがこうまで嫌われることもないと思うぜ。 海辺に住んでるから、人間の世話になってはいないし、 君らと親戚付き合いがある訳でもないんだ。 人間どもの中には、浜で海水浴を楽しんでる君たちを僕…

<もったいない>

A:「あなたの部屋がとても広いという噂はきいてましたが、これほどとは。」 B:「何ももっていないからです。」 A:「家具らしきものは1つもない。場所がもったいないですね。」 B:「ものをたくさん置いて空間を狭くする方がもったいないと思いますが…

<生き様>

・そう悲観することもありません。 あなたなりの生き様があるのですから。

<夜中>

・夜中もセミは鳴いている。 長いこと地の中にいたせいか。 最後の夏とは知らぬ故、思う存分鳴いている。 あなたの寝苦しさなど、まったく気にもかけずに。

<汗と涙>

A:「君は、この人の体からよく出てくるね。」 B:「体温を下げるために出るんだよ。」 A:「なるほど。オーバーひーとしないためか。」 B:「君はいつ目から出てくるの?」 A:「この人のココロが熱くなったときと、寒くなったときだよ。」

<電話相談室>

A:「今日も全国のお友達からお電話がかかっています。 最初のお友達です。あなたのお名前は?」 B:「さなえです。」 A:「おいくつですか?」 B:「3さいです。」 A:「さなえちゃんのおうちはどこですか?」 B:「にほん。」 A:「日本のどこです…

<夏休み>

・あなたもわたしも夏休み。 スイカを食べたい夏休み。 暑い明日も夏休み。 いつまで続くか夏休み。

<とりあえず>

A:「もう少し自分の目が大きかったよかったんだけど。」 B:「そんなに小さくもないよ。」 A:「あなたは、自分の顔の中で気に入らない所はないの?」 B:「あまり気にしてないよ。」 A:「どうして?」 B:「顔がないと困るけど、とりあえずあるから…

<ましな世>

・この世を儚んでもご利益がないのなら、 せめて地獄よりはましな世にしたいと願うのは、 そなただけではあるまい。

<支配>

・地球の支配者はあなた方人類ではない。 ・○○を支配したいなら、貴方は○○への欲望を捨てることだ。 ・あなたは誰かを支配したつもりでいて、その人に支配されるか、 さもなければ、 あなたは誰かに支配されたふりをして、その人を支配する。

<口数>

A:「顔の中で目はいくつある?」 B:「2つ。」 A:「じゃ、頭の横にある耳は?」 B:「2つ。」 A:「鼻の穴は?」 B:「2つ。」 A:「口の数は?」 B:「1つ。」 A:「どうして口は1つしかないの?」 B:「それは、君から出る悪口の数が2倍…

<叩く>

・どうしようもなくなって、貴方のココロの扉が閉じてしまったとき、 その扉を叩く音が聞こえて来ます。 そのときに、貴方はココロを頑なにしてはならないのです。

<凡人と天才>

A:「僕は自分が天才でないことをありがたいと思うことがあるよ。」 B:「そういう君を羨ましく思うときがある。大抵の凡人は、普通のことをしていながら、それが素晴らしいことだとは考えないからね。」 A:「君は、普通にしていられることを望んでいる…