2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

<分厚い>

・現実の壁はあなたが想像する以上に分厚い。 だからといって向き合わねば、なにも変わりはしない。 あなたが前を向けば、その壁は常に立ちはだかるのだ。

<切り札>

A:「このまま日中関係がますます悪化すると、政府も打つ手がないね。」 B:「切り札が1つあるよ。 今日は、日中関係正常化によってパンダの康康と蘭蘭が上野動物園に来た日から40年目の日なんだ。」 A:「それがどうしたの?」 B:「つまり、干支に…

<ずっと>

・あなたがずっと傍にいてくれたなら、 どんなに幸せな気持ちになれるか分かりません。 なぜなら、それは夢よりも儚いことなのですから。

<さま>

A:「貴方は何さまなんですか?」 B:「カミさま。」 A:「どんなカミさま?」 B:「人を救わないカミさま。」 A:「それじゃ、役に立たないじゃない。」 B:「この科学文明の世の中で、 人を救うなどというカミさまは絶滅危惧種の数より少なくなって…

<値段>

A:「あなたは生前に、「いつの日か、人々が私の作品についている値段以上の価値があることがわかるだろう。」と書いてますが、憶えてますか?」 B:「そんなことを書いてましたか。」 A:「あなたの描いたこの絵に、いったい幾らの値段がつくのか知って…

<ちり>

・ちりも積もれば、あなたの邪魔になる。 ・黙ったままでいると、 寂しさが塵になってあなたのココロの中に降り積もってゆく。 ・バッチリだ、というときの君は、大抵あとでとばっちりを受ける。

<しか>

・一度しか言いませんが、今のあなたにあるのは、残された時間だけです。 ・子供の頃を楽しかったと思い出す貴方のココロと、 今を楽しんでいないと思ってしまう貴方のココロと。 ・もしかしたら、そこには初めから貴方以外の人はいなかったのかもしれない。…

<羽振り>

A:幸 B:不幸A:「君はいつも羽振りがいいね。」 B:「まぁな。世間はなぜか俺の存在には敏感だから。」 A:「僕は君のように派手で目立つ格好をしてないから、人はなかなか気づいてくれないんだ。」 B:「そいつぁ、仕方ねえぜ。その代わり、この俺には「…

<式詩>

・(君)^2+(私)^2=1・(あなた)÷欲望=0・d(あなた)/dt|t=今 =情熱・(あなた)−愛情=抜け殻

<馬鈴薯を食べる人たち>

A:「画家は自分の国の平らな土地で働く農民の姿をよくスケッチしたそうだ。」 B:「土まみれの馬鈴薯の雰囲気が出てる。」 A:「君が知ってるか知らないか、僕は知らないけど、その昔、馬鈴薯は味気なくて毒気があるから、家畜の餌だったんだ。当時の人は小…

<か−こ>

・かっこつけなくったって きみにはきみのよさがあり くもりのひだってのに けっこう、かがやいてみえるのは こいびとにでもあいにいくから?

<3つの輪>

A:「ここに2つの輪があって、こうやって交差させてつなぐと結び付く。」 B:「でも、外から力をかけたときに弱いところがあると、その部分から切れてしまうよ。」 A:「そうならないようにするには、もう1つの輪をもって来て、他の2つの輪と交差させ…

<柿>

A:「この柿、甘いの?」 B:「渋柿だよ。」 A:「なんだ。」 B:「こうやって、息を吹きかけて、「甘くなれ」って声をかけると、だんだん甘くなるんだ。」 A:「君はよくそんな非科学的なことが言えるね。」 B:「でも、渋抜きには炭酸ガスを使うって…

<君は>

・前をむいて歩こう。 涙は涸れ果ててしまった。 もう一度歩きだす。 君はひとりじゃない。

<ダンゴムシとワラジムシ>

A:「僕らは明治のころに外国からやって来た外来種なんだけど、それに気づく人もいない。 それに君と僕は似てるから、よく間違えられるよね。」 B:「僕は君みたいに修行を積んでないから、丸くはなれないよ。」 A:「別に訓練しなくたって、ただ体を丸く…

<赤>

・貴方が指先を突き出して回している先には、 赤んぼが泣いている傍らで 赤とんぼがじっと止まっていた。 ・真っ赤なウソとは露知らず、 頭ん中が真っ白になった君は、 ドタバタしながら運動会。 ・あなたはリンゴに問いかける。 「どうしてなんにもいわない…

<奥の手>

・奥の手というものが貴方にあるなら、 最後までとっておかねばならないのに、 つい簡単に出してしまう。 ・あなたの奥の手は、土壇場で逃げずに立ち向かうことなのです。 ・奥の手とは、あなたが一番○○したくない手段であり、 合いの手よりも出し難いものに…

<後者>

A:「カミさまと、カミさんはよく似たコトバだと思うんだけど。」 B:「御若いの、何も分かっちゃいないようだ。」 A:「貴方は何か知ってるんですか?」 B:「この2つはその昔、テイシュという種族が恐れていたものなんだ。」 A:「今もですか?」 B…