<超能力>


A:「あなたは超能力を信じてる?」
B:「半々ぐらい。」
A:「どんなとき、信じるの?」
B:「例えば、友達に電話をかけようとした丁度そのとき、相手からかかってくるのが分かったときとか。」
A:「それは統計上の偶然を信じ込む例の1つだね。」
B:「貴方はそういう偶然を信じることはないの?」
A:「僕は超能力を信じる前に、自分がもってる普通の能力を信じたいと思ってるから。でも、それを信じるのは、そう簡単でもないんだ。」