<絶望と希望>

・A:「きみは、最後まで捨てられなくていいね。
    僕なんか、誰からも歓迎されてないから。」
 B:「とんでもない!
    君のおかげで僕はこうしていられるんじゃないか。
    いつも感謝してます。」
 A:「そのコトバは信じてもいいの?」
 B:「モチロン。
    でも、1つだけ忠告しとくよ。
    君はお人よし過ぎるから、
    落ち込んでる人を見ると傍に直ぐ駆け寄る癖がある。
    あんまり、人のココロの中に深入りしない方がいいよ。
    僕みたいに人から少し離れたところにいた方が安全さ。」
 A:「最後には、よく崖っぷちに立たされるんだよ。」
 B:「そのときは僕が連れ戻しに行くから。」