<羽振り>

A:幸 B:不幸

A:「君はいつも羽振りがいいね。」
B:「まぁな。世間はなぜか俺の存在には敏感だから。」
A:「僕は君のように派手で目立つ格好をしてないから、人はなかなか気づいてくれないんだ。」
B:「そいつぁ、仕方ねえぜ。その代わり、この俺には「不」なんて妙な字がついてるんだから。」
A:「誰がその名前をつけたの?」
B:「多分、お前のことを良く思ってる奴だろうな。」