<海豚の島(続きの2)>

・島を津波が襲った日から無人島になり、誰もいない時間がどれほど流れたかは、貴方の知る由もありません。
 その島に別の集団が舟に乗って渡ってきたことが知られています。島は食料が乏しく、人々は生きていくのがやっとでした。
 人々はイルカの群れがやってきたとき、イルカたちが人間をまったく警戒していないことに気付きました。
 その時から、海豚漁が始まったのでした。