<南極の女と北極の男>

・A:「あんたねぇ、いつまで白熊に怯えて暮らしていくつもり?
    こっちには可愛いペンギンが沢山いるのに。」
 B:「あんな騒々しい連中は真っ平御免だ。
   君こそフンボルト海流にのってペンギンがやってくるガラパゴスにでも引っ越しなよ。」
 A:「冗談じゃないわ。毎日イグアナと面つき合わせてられるワケないでしょ。」
 B:「強面が好みだって聞いてたけど。」
 A:「あんたが引っ越せばいいでしょ。」
 B:「今も使ってるガラケーは、ガラパゴスにも生き残っていないんだな、これが。」
   (・・・会話は延々と平行線を辿る・・・)