<値段>

A:「あなたは生前に、「いつの日か、人々が私の作品についている値段以上の価値があることがわかるだろう。」と書いてますが、憶えてますか?」 B:「そんなことを書いてましたか。」 A:「あなたの描いたこの絵に、いったい幾らの値段がつくのか知って…

<以外の>

・わたし以外のヒトがアナタである。 ・貴方が○○することは、貴方以外の人が信じるものである。 ・アナタはお金が無いと嘆いているが、 ワタシにはお金以外のものも無いのだ。

<友達>

・真の友達は、あなた自身の裏の姿をしている。 ・キミが退屈しない方法の1つは、○を友達にすることである。 ・あなたとわたしの共通の友達は、孤独である。

<ろくな>

(50年前) ・A:「ま〜た漫画読んでる。まったくおまえって子は・・・」 B:「どうして漫画読んじゃ、いけないの?」 A:「そんなものばかり読んでると、ろくな人間にならないでしょ。」 B:「そうかなぁ?」 A:「少しは本ぐらい、読みなさいよ。」…

<愁しみ>

・あなたの愁しみをひとつ、わたしにください。 そしたら、その愁しみを、そっと箱にしまっておいて、 その愁しみが蛹から蝶へかえるとき、箱から逃がしてあげましょう。

<見つける>

・あなたは探していないものから、見つけることができる。 ・闇の中で出口を見つけるには、あなたが○を見出すことだ。 ・貴方の神話を見つけるのは、私ではない。

<最良>

・貴方は最良の結果に向かって落下する。 ・○○は貴方を腐らせる最良の方法である。 ・君にとって最悪が最良の反対とは限らない。

<三歩>

・A:「犬を飼ってるの?」 B:「そう。この犬は少し変わっているんだ。」 A:「どこが?」 B:「散歩のとき、僕の後を付いてくるんだ。」 A:「君に気を遣ってるんじゃないの? 主人の三歩後ろに下がって。」 B:「そうじゃないと思うよ。 この道路は…

<水平>

・貴方はただ、水平に落下することだけを願う。 ・君の○○○はすでに、あの水平線の彼方にあるのだろう。 ・そなたの気持ちを、いつも水平に保つことは至難の業であろう。

<逃げる>

・貴方は現実から逃げて来て、これから何処へ逃げるというのか。 ・近づけばヒトは逃げるが、 そなたが近づいても神様は逃げはせぬ。 ・1000人の敵に囲まれたとしても、貴方にはまだ逃げる○○はある。

<エキストラ>

・A:「この前、その通りを歩いていたら、 知らない人から1分間だけ待ってくださいと言われたんだ。」 B:「何のために?」 A:「ドラマの撮影をしてたんだよ。 通行人のエキストラくらいだったら、やってもよかったんだけど。」 B:「あのね、君は分か…

<対策>

・偶然への対策をそなたは知らぬのだ。 ・あなたの決意によって、対策は変るものです。 ・君が傾向と対策に翻弄されることはない。

<柿>

A:「この柿、甘いの?」 B:「渋柿だよ。」 A:「なんだ。」 B:「こうやって、息を吹きかけて、「甘くなれ」って声をかけると、だんだん甘くなるんだ。」 A:「君はよくそんな非科学的なことが言えるね。」 B:「でも、渋抜きには炭酸ガスを使うって…

<未完成>

・あなたの人生が完璧ならば、それは未完成であり、 その人生が仮令、不完全でも、未完成では終わるとは限らない。 ・小さな完成ではなく、大きな未完成をめざす貴方であってほしい。 ・未完成とは、あなたが・・・。・A:「富士山は数回の噴火で完成された…

<恐縮>

・A:「ローカルな話で恐縮至極なんだけど、 荻窪駅の近くにビルティングがあって、 その傍に中華そば屋がある。」 B:「それで?」 A:「ビルの名前は、村上ビル。」 B:「中華そば屋の名前は?」 A:「春木屋。」 B:「何が言いたいワケ?」 A:「…

<蒸発>

・A:「あなたは世間を離れて、いったい何の研究をしているんですか?」 B:「マイクロブラックホールを生成する研究です。」 A:「そんなものを創って、大丈夫なんですか?」 B:「ええ、すぐに蒸発しますから。」 A:「それらが幾つも集まって合体し…

<新聞>

・A:「やぁ!」 B:「豹に襲われたんじゃないんですか? 酷い傷ですね。」 A:「どうして知ってるんだ。確かに襲われそうになったんだが、そのとき突然、上昇気流が発生して、キリモミ状態になって舞い上がったんだ。そのときの傷がこれさ。」 B:「そ…

<ひょう>

・C:「あなたと一緒にいた人が行方不明になったんですが、何かご存知ですか?」 B:「え! 一昨日の夕方に別れた後のことは分かりませんが。」 C:「そうですか。」 B:「何か事件にでも巻き込まれたんでしょうか?」 C:「まだ調査中で何とも言えませ…

<仮説>

A:「この辺は雹が多いことで有名なんだよ。 しかも、その雹の大きさが異常なんだ。」 B:「テニスボールぐらいですか?」 A:「ボーリング玉以上のときもあるらしい。」 B:「ほんとに?」 A:「私の仮説では、悪魔の正体は空から降ってくる雹だ。 ハ…

<吸血獣>

・A:「これまで、UMA(未確認動物)のハンターが何人かやってきたんだが、 誰も魔物を見つけることはできなかった。」 B:「彼らは、何のために吸血獣を捕まえようとしているんですか?」 A:「それはよく分からないが、多分報酬のためだ。 私はこの…

<調査>

・A:「しかも、誰もその魔物を見たものはいない。」 B:「政府は調査しないんですか?」 A:「そんな予算はこの国にはない。」 B:「魔物は群れをなしてるんでしょう?」 A:「いや、そうなら発見しやすいはずだ。」 B:「あなたは、何を調べるために…

<魔物>

・A:「君はこの場所にくるのは初めて?」 B:「はい。」 A:「この辺りの住民は、魔物を非常に恐れているんだ。」 B:「魔物?」 A:「あぁ。100頭以上の家畜が襲われて、すべて血を抜かれた状態で発見されたことがあった。」 B:「それが魔物の仕…

<太陽と月と地球>

A:「僕が君に食われるのを日食という。」 B:「わたしが君に食われるのを月食と呼んでる。」 C:「僕の場合、誰に食われるの?」 A,B:「勿論、人間たちにだ。」

<任務>

・B:「そこでだ。お前に重要な任務を命ずる。」 A:「どのような任務でしょうか?」 B:「同盟国に駐在し、逆さに吊られた照る照る坊主を探し出して、正しい状態に吊り直すという任務だ。」 A:「この任務はいつまで続ければよろしいのでしょうか?」 …

<一応>

・A:「照る照る作戦は、どのような状況ですか?」 B:「モノは一応完成した。最新の人工知能を搭載しておるんだ。」 A:「これがですか?」 B:「例えば、こう質問してみる。 君は核兵器をどう思う?」 C:「核兵器は人類と共存できません。」 A:「否…

<灰>

・A:「閣下、我が国は核兵器の放棄を宣言しておきながら、同盟国による核の傘の下で護られているという、この現状をどのように、お考えでしょうか?」 B:「核の傘などでは、降ってくる死の灰に対して全く無力だ。 よって、お前は核の雨が降らないように準…

<連れて>

・あなたは孤独だけを引き連れて、生きていこうとするのですか。 ・人生はうまくいかないことが多いものですから、 あなたが今日ダメだったら、少しやり方を変えて、 またダメだったら、また少しやり方を変えていけばいい。 その繰り返しが、あなたを望むと…

<ミサイル>

・A:「閣下、隣国がまたミサイルを発射しました。」 B:「そうか。」 A:「何か打つ手はないものでしょうか?」 B:「ほっとけ。」 A:「?」 B:「そのうち、打ち上げるものが無くなるだろう。 そのとき、我が国は花火を輸出するから、お前はそのための準…

<回文>

・A:「こども、どこ?」 B:「朝、いないさぁ。」 A:「食欲よし?」 B:「よう食うよ。」 A:「あなたに似たなぁ。」

<応募>

・A:「あなたの人生に大きな影響を与えたコトバと、簡単なエピソードを添えて御応募願います。」 B:「それで、なにかいいことあるの?」 A:「厳正な審査の結果、10kortoまたは1darmaを差し上げます。」 B:「そんなもの要らないんだけど。」 A:…